Last Updated on 2026年6月1日 by top-note
業務用アロマディフューザーを選ぶ際のおすすめ比較ポイントは、「香り」「機種」「レンタルor買取」「メンテナンスの有無」の4つです。これらを事前に整理しておくことで、業者選びの失敗を防ぐことができます。
ホテル、店舗、オフィスなど幅広い業種で使われている業務用アロマディフューザーですが、「業務用アロマディフューザー」と調べるとメーカーや代理店が沢山あります。業者や香りの種類、機器本体、プランの選び方を誤って後悔するケースが後を絶ちません。
私たちの業界全体の評価が向上するよう、自戒の意味を込めて、17年間業務用アロマディフューザーを取り扱ってきた筆者が、レンタル・購入の違いから業者比較まで、選び方や比較するポイントを包み隠さずお伝えします。
既に業務用アロマディフューザーを使われている方も本記事を参考にして、一度見直してみてはいかがでしょうか?
香りに対する満足度がさらに上がり、コストは下がる可能性があります。
この記事のポイント
ユーザー側が選定要件を決める
まずは、ユーザー側の選定要件を決めましょう。
ポイントは3つです。
A、香らせたいスペースや範囲を決める B、 香らせる目的 C、予算
A、香らせたいスペースや範囲を決める。
最低限香らせたい範囲と可能なら香らせたい範囲を事前に決めましょう。
最低限香らせたい範囲が複数ある場合は、優先順位を決めておくと良いです。
アロマディフューザーのほとんどはコンセントが必要なので、設置したい場所の付近にコンセントがあるか確認してください。
近くにコンセントが無い場合は、サービス業者に相談をお勧めします。
B、香らせる目的を定めてください。
香らせることにより、ターゲットに対して何を与えたいのか、何を解決したいのかを決めて下さい。
例えば、オフィスであれば社員が集中しやすい環境をつくりたいや、
クリニックであれば患者さんが安らぐ環境にしたい、
ペットショップで臭いを緩和したいなど。
C、予算
大まかで良いので許容できる予算を設定してください。
予算がある程度決まると、選択肢がある程度絞られます。
下記が広さに応じた月額料金の相場です。
| 面積 | 20坪以下 | 30坪~50坪 | 50坪~70坪 | 100坪~200坪 |
|---|---|---|---|---|
| 月額料金の相場 | 4,000円~7,500円 | 8,500円~15,000円 | 13,000円~30,000円 | 20,000円~70,000円 |
業者を選定する
業務用アロマディフューザー を取り扱う業者を探す際に、必ず確認すべき4つのポイントを解説します。既に導入済みの方も、現在の業者を見直す際の参考にしてください。
- 香り(天然香料・調合香料・合成香料の違い)
- 機種(対応面積・設置方式の違い)
- レンタルor買取(コストと柔軟性の違い)
- メンテナンスの有無(サポート品質の違い)
A 香り
各業者が取り扱う香りは1, 天然香料(エッセンシャルオイル)、2, 調合香料(天然+合成)、3, 合成香料の3種に分かれます。
| 長所 | 短所 | |
|---|---|---|
| 天然香料 | ・スッキリした香り ・薬理的な効果を期待できる | ・料金高め ・保管環境により質の劣化が激しい ・アレルギーリスクが高い場合がある |
| 合成香料 | ・天候に左右されない供給性 ・天然に比べて安い ・幅広い表現が可能 ・質が安定 | ・薬理的な効果は少ない ・天然にある自然なクセがない |
無料又は有償でサンプルを送ってくれる業者がほとんどなので、サンプルの取り寄せをお勧めします。その際、ユーザー側が香らせる目的をサービス業者に伝えて、業者が提案する香りの中から比較検討するのがお勧めです。
サンプルを確認して、香りは良くても、香り自体の強度や残り香が弱いために広い範囲に拡散しずらいケースがあります。
その為、ユーザー側が選ぶ香りと業者が提案する香りの2つを試すと良いでしょう。
B 機種
サービス業者によって、1機種のみ扱っている業者と広さに応じて複数の機種を展開している業者があります。
お勧めなのは対応面積に応じて複数機種を扱っている業者がお勧めです。
小~大空間もカバーする1機種のみの場合、大空間でも香りが拡散できるようエアポンプの圧力が強い為、1回の噴霧量が多い傾向にあります。
その為、ディフューザーが噴霧するときだけ、その近くはかなり香りを強く感じてしまうでしょう。
クリニックの待合室など、ディフューザーとお客様の距離が近い場所では、注意が必要です。
また、ライティングレールや壁付に設置をしたい場合は、事前に対応が可能か確認が必要です。
床置きは設置、移動、撤去が簡単ですが、限られたスペースだと導線の邪魔になったり、間違ってディフューザー本体を倒してしまう危険性があります。
その点、ライティングレールや壁付設置だと上記のような問題は起きにくいです。
C アロマディフューザーのレンタルor買取
| レンタル | 買取 | |
|---|---|---|
| 初期費用 | 低い | 高い |
| 新機種への移行 | 容易 | 難しい(売却困難) |
| お試し | 可能な場合が多い | 困難 |
| 月額費用 | あり | なし(アロマのみ) |
業務用アロマディフューザーの本体ですが、レンタルか買取の2パターンがあります。お勧めはレンタルです。理由は2つあります。
1、新機種に移行しやすい。
車のように中古市場が大きければ、本体を買い取って、数年後に売却することができますが、業務用アロマディフューザーの場合は、耐用年数が車のように長くはないため、正規の中古市場がほぼ無いに等しいです。その為、簡単に売却することができません。
数年間レンタルで使用し、新しい機種が出たら新機種に変更するのがお勧めです。
但し、レンタルで提供している業者の中でも、直近の2~3年以内に新機種が出ていない又は既存機種の改善がない場合は、慎重に検討する必要がありそうです。
2、お試しができる。
買取の場合、購入前に試すことは難しですが、レンタルの場合、契約前にお試しができるのがメリットです。
D メンテありorメンテなし
レンタルを行っている業者の中でも、定期訪問メンテナンスがあるサービスと無いサービスがあります。
それぞれのメリットとデメリットを理解した上で、自分に合ったサービスを選んでください。
メンテナンスといっても訪問周期やメンテナンス内容は業者によっても様々です。
特に中身のアロマの交換サイクルが短いに越したことはないです。
香りの成分によっては数か月で香りの質が劣化してくるので、どれだけ長くても3か月以内にアロマを交換してくれる業者がよいでしょう。
メンテありの場合
| 長所 | 短所 |
|---|---|
| ・ライティングレール設置や壁付け設置をしてくれる(業者次第)。 | ・訪問サービスが含まれる為、やや料金が高い。 |
| ・定期メンテナンスをしてくれる。メンテナンス周期は業者により異なる。 | ・実際に取引しないと、メンテナンスやサービスの質が分かりずらい。 |
| ・設置場所、香りの選定、最初の設定など業者に相談ができる。 |
メンテなしの場合
| 長所 | 短所 |
|---|---|
| ・訪問サービスが無い分、料金がリーズナブル。 | ・不具合が起きていることに気づきにくい。 |
| ・必然的にユーザー側が操作に詳しくなるので、状況に合わせて香りの強さを細かく調整できる。 | ・ライトレールや壁付け設置が難しい。但し、一部機種はユーザー側でも壁付け可能。 |
注意ポイント(よくある落とし穴)
→特に海外メーカーのアロマディフューザーの場合にあるようなのですが、
webに表記されているフレグランスが全て国内在庫としてあるとは限らないようです。
契約前に国内で余裕を持って在庫があるのは、どれだけの種類があるのか確認するとよいでしょう。
→アロマの出荷予定日を調整できるか、契約前にサービス会社へ確認してください。
また、出荷日を後ろ倒しにした際、料金に反映されるか確認するとよいでしょう。お届けFUWARIのサービスはサービス管理ページから出荷日の調整や出荷日の履歴、香りの変更を行うことができます。
→業務用アロマディフューザーのほとんどはエアポンプからのエアーを2流体ノズルでアロマを吸い上げて、噴霧するという仕組みです。そのため、どの機種でも噴霧時にはエアポンプの音が発生してしまいます。お届けFUWARI PROはエアポンプがプラスチックとアルミでがっちり覆われている為、とても音が静かです。静音のアロマディフューザーならお届けFUWARI Proがお勧めです。
→機器やカートリッジに不良がないという前提で原因は3点あります。
1、嗅覚順応で香りを感じにくくなっている。詳細は別記事を参照してください。
2、不織布パッドがアロマを吸い上げるタイプやアロマを染みこませた乾式カートリッジタイプの場合、
自然気化で香りを拡散されます。その為、開封したては香りが強く揮発するのですが、時間の経過とともに拡散力が落ちていきます。
ミストで噴霧する場合のディフューザーでも、比重の軽い成分が先に揮発し、比重が重い成分が残ってしまい、日数が経過すると最初よりもミストの量が減っている可能性があります。
カートリッジを交換したての時にミストが噴霧する様子を動画で撮っておき、ミストが弱くなったと感じたら動画を見てミストの量を比較することをお勧めします。
3、個体差はありますが、時間とともにアロマの香りの質が劣化により香りが弱く感じてしまう可能性があります。
フレグランスの交換の周期は3カ月よりも2か月、2か月よりも1カ月と短い方が香りの質の劣化を防ぐことができます。
実際に試してみる
拡散力を確認
複数のアロマディフューザーを比較検討するのであれば、出来るだけ同じ日にお試しを開始してください。
また、噴霧比較する際は、同じ場所で時間帯毎にディフューザーを変えて比較するのが理想です。
例えば、午前中はA社、13:00~15:00はB社、15:00~17:00はC社といったイメージです。
操作性(機能)を確認
レベル
ディフューザーによって香りの強度を調整できる範囲や段階が異なります。
3段階よりも5段階、5段階よりも10段階とより細かく強度調整をできる方が実際のスペースに合った香りの強さに調整できます。
ボタン操作orアプリ操作
香りのレベルを調整する際、ディフューザー本体のタイマーやレベルの設定を簡単に操作できるかもポイントの1つです。
季節が変わったり、香りの種類を変えたりすると、香りのレベル調整が必要になることがあります。
その際、説明書を読まなくても直感的に操作ができるアプリ操作が便利です。
アプリをダウンロードしなければならない面倒さはありますが、
ディフューザー本体の液晶画面よりスマホの方が画面が大きいので、ボタン操作よりもアプリ操作の方が簡単です。
但し、ディフューザーが技適認証を取得しているか確認してください。
技適認証を取得していないデバイスでwifiやbluetooth通信をすると、ユーザー側が法律違反となり罰せられます。
当然ながら、業務用アロマディフューザーFUWARIは技適認証を取得しています。
残量を確認
お試し期間中に中身のアロマオイルの残量を見て、業者が定期交換又は定期出荷するアロマの量に収まりそうか確認してください。
業者によっては、ディフューザーの設定内容を入力するとオイルの消費量を計算できるツールを用意しているところもあります。FUWARIは消費量計算アプリをweb上から利用できるようになっています。
価格を比較
商品を体験した後に価格や契約条件、お客様や社員様の反応を比べてください。
香りの質、香りの拡散力、機器本体の操作性、サービス内容、サポートなど価格以外の要素をしっかり比べてみて下さい。
Q&A
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業務用アロマディフューザーを導入する際の、月額費用の相場はどれくらいですか?
20坪以下で月額4,000〜7,500円、50〜70坪で13,000〜30,000円、100坪以上で20,000〜70,000円が目安です。 スペースの広さによって大きく異なるため、事前に導入面積を確認することが重要です。
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機器本体は「レンタル」と「買取(購入)」のどちらがおすすめですか?
プロの視点からは「レンタル」をおすすめします。業務用ディフューザーは耐用年数が限られており中古市場での売却が難しいため、数年ごとに新機種へ移行しやすいレンタルが便利です。また、本格導入の前に実際の空間で香りの広がり方を「お試し」できる点もレンタルの大きなメリットです。
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導入してから1ヶ月ほどで「香りが弱くなった」と感じる原因は何ですか?
主な原因として、同じ香りを嗅ぎ続けることで鼻が慣れてしまう「嗅覚順応」が考えられます。また、アロマオイルの成分のうち比重の軽いものから揮発していくため、日数が経つと拡散力が落ちたり、香りの質が劣化したりすることもあります。常に良い香りを保つには、1〜2ヶ月など短いサイクルで新しいアロマに交換することが重要です。
まとめ
比較ポイントを長々と説明しましたが、下記の例外を除くと、比較するまでもなく業務用アロマディフューザーFUWARI一択で選んで頂ける自信があります。
・小ロットでオリジナルの香りをつくりたい。
・特定のブランドと同じ香りにしたい。
・ディフューザー本体のデザインにこだわりがある。
既に他社の業務用アロマディフューザーを使用されている方は是非一度FUWARIを試してみてください。
冒頭に申し上げたように、香りに対する満足度がさらに上がり、コストが下がると思います。
ご家庭で利用される場合、「アロマディフューザーおすすめ5選のレビューと使用感の比較」という別記事をご参照下さいませ。