Last Updated on 2026年10月6日 by top-note

FUWARIの香りへのこだわり 〜安全への取り組みと徹底した品質管理〜

FUWARIの香料の安全性と品質管理について

FUWARIの香りは、食品用の香料も手がける国内の香料メーカーで厳格な安全基準と品質保証体制のもとで製造されています。FUWARIのフレグランスの安全性や品質管理についてご紹介します。

FUWARIの香料 5つのポイント

  • 香料業界の国際的な安全基準「IFRA」に準拠
  • 食品安全の国際認証(FSSC 22000)を持つ工場のルールのもとで製造
  • 原料は仕入れ先の評価から、ロットごとの受入検査まで
  • 検査に合格していない原料は、システム上で使えない仕組み
  • 原料から出荷先まで、双方向にさかのぼれるトレーサビリティ

1.世界共通の安全基準「IFRA」に準拠

香料業界には、世界共通の自主基準があります。それがIFRA(国際香粧品香料協会)の基準です。

IFRAは1973年に設立された国際組織で、世界各国の香料業界団体が加盟しています(日本からは日本香料工業会が加盟)。その基準の土台になっているのが、香料の安全性を専門に研究するRIFM(香料素材研究所)の評価です。RIFMでは香料原料ごとに毒性や皮膚への影響などの試験を行い、専門家グループが独立した立場で評価しています。

安全性評価から処方までの流れ
RIFM 香料素材研究所 香料原料ごとに試験を行い、専門家が独立した立場で評価
IFRA 国際香粧品香料協会 評価をもとに、原料ごとのルールを設定
  • 使用禁止
  • 使用上限
  • 品質規格
FUWARI フレグランスの処方 基準に沿って、成分ごとの上限を確認したうえで処方

この評価をもとに、IFRAは皮膚感作性や光毒性などの観点から、特定の香料原料について次のようなルールを定めています。

  • 使用禁止:安全上の理由から使ってはいけない原料
  • 使用上限:最終製品の中にどれだけ含めてよいかの上限
  • 品質規格:原料の純度などの基準

さらにIFRAでは、香りが使われる製品を用途に応じて12のカテゴリーに分け、カテゴリーごとに上限値を設けています。FUWARIの香料は、この基準に沿って成分ごとの上限を確認したうえで処方が組まれています。

2.食品の安全を守る仕組みの中で、フレグランスもつくる

FUWARIの香料を製造するメーカーは、香水や芳香剤向けのフレグランスだけでなく、食品に使われる香料(フレーバー)も製造しています。口に入るものを扱う以上、求められる品質管理の水準は非常に高く、その体制は第三者機関の国際認証によって裏付けられています。

FUWARIのフレグランス製造
ISO 9001 品質マネジメント
システム
FSSC 22000 食品安全マネジメント
システム
ISO/IEC 17025 試験所の能力
(微生物検査)
国際的な第三者機関による認証・認定を、長年にわたり維持
  • ISO 9001(品質マネジメントシステム)
  • FSSC 22000(食品安全マネジメントシステム)

いずれも早くから取得し、長年にわたり維持している、国際的な第三者認証機関による認証で、内部監査などを通じて継続的に検証されています。フレグランスの製造も、こうした認証の取得・維持のために整えられた社内ルールと衛生管理のもとで行われています。

また、検査の信頼性そのものについても、試験所の能力に関する国際規格ISO/IEC 17025に基づき、微生物検査における第三者認定を取得しています。「検査をしている」だけでなく、「その検査が正しく行われているか」まで第三者が確認している、ということです。

3.原料は、仕入れ先を選ぶところから品質管理が始まっている

香料の品質は、原料で決まります。そのため、原料の調達には二重のチェックが設けられています。

(1)、仕入れ先そのものの評価です。原料の仕入れ先は、品質・価格・納期・クレーム対応・情報提供力の5つの観点で総合的に評価され、社内で承認された会社とだけ取引が行われます。初めて取引する仕入れ先や取引量の多い仕入れ先には現地査察を行い、指摘事項があれば改善を求めています。評価は一度きりではなく、定期的に見直されています。

(2)、届いた原料一つひとつの検査です。原料は受け入れたロットごとに、香りや外観を人の感覚で確かめる「官能検査」、ガスクロマトグラフィーによる成分分析、比重などを測る理化学試験といった検査にかけられます。結果は品質管理部門が判定し、品質保証部門の承認を経て、はじめて製造に使えるようになります。

原料が製品になるまでのチェック
  1. 仕入れ先の評価 5つの観点で評価し、承認された会社とだけ取引。現地査察と定期的な見直しも実施
    • 品質
    • 価格
    • 納期
    • クレーム対応
    • 情報提供力
  2. ロットごとの受入検査 届いた原料を、受け入れたロットごとに検査
    • 官能検査
    • ガスクロマトグラフィー
    • 理化学試験
  3. 判定と承認 品質管理部門が判定し、品質保証部門が承認 不合格の原料は 基幹システム上、処方に使えません
  4. 製造 承認された原料だけでフレグランスを製造
  5. 出荷前の検査 理化学試験や官能検査で、規格どおりかを確認してから出荷

検査に合格していない原料は、基幹システム上で処方に使うことができない仕組みになっています。「うっかり使ってしまう」ことを、人の注意だけに頼らず仕組みで防いでいます。

完成した製品も、出荷前に理化学試験や官能検査などで規格どおりかを確認しています。

4.万が一のときに、すぐにさかのぼれる

どれだけ管理を徹底しても、「万が一」に備えておくことは欠かせません。

原料の受け入れから製造、出荷まで、すべての工程はバーコードとロット番号で一元管理されています。

双方向のトレーサビリティ
トレースフォワード:原料がどの製品に使われたかを追う
原料
製造
出荷先
トレースバック:製品がどの原料からつくられたかをさかのぼる
  • バーコードとロット番号で一元管理
  • 追跡訓練を年1回実施
  • 原料に問題が見つかったとき、その原料がどの製品に使われたかを追う(トレースフォワード)
  • 製品について指摘を受けたとき、どの原料からつくられたかをさかのぼる(トレースバック)

の両方向で、速やかに追跡できます。この追跡が実際に機能するかを確かめる訓練も、年に1回行われています。

また、不適合品が見つかった場合は、すぐに隔離・識別したうえで根本原因を分析し、是正と再発防止までを一連の流れとして対応するルールが定められています。

5.安心を、書類でも確認できるように

法令に基づき、事業用途でご利用のお客様には、香料のSDS(安全データシート)を交付しております。施設の安全管理や社内での確認にご活用ください。

香りは目に見えないからこそ

香りは、空間にいるすべての人が、意識しないまま毎日吸い込むものです。そこで働くスタッフの方、訪れるお客様、ご家族やお子さま。いい香りかどうかや価格も、もちろん大切です。しかし、毎日吸い込むものだからこそ、一番重要なのは「安全性」です。

FUWARIの香りは、ここまでご紹介した安全基準と品質管理のもとでつくられています。そこで働く方にも、はじめて訪れる方にも、安心してお使いいただける香りです。